第2話 ページ移動や、カーソル移動を楽にする方法

第2話目となる今回は、パソコン玄人の方からは、「そんなの、知っているのが、当たり前。常識だろ。」と言われそうですが、覚えておくと、かなり便利な小技を、一つご紹介します(実は、私は最近になって、気付きました)。

皆さんが、今、お持ちのパソコンのキーボードには、『Homeキー』、『Endキー』、『PageUpキー』、『PageDownキー』が、おそらく、カーソル・キーの上の方にありますよね?
皆さんは、これらのキーを有効に活用されているでしょうか?
実は、これらのキーを使うことで、ブラウザやPDFビューアーの表示領域内の移動、テキスト・エディタのカーソル移動が楽に出来ます。

縦に長いWEBページ内で(今、ご覧になってる、このページでも構いません)、試しに、『Endキー』を押してみて下さい。
すると、瞬時に、ページの一番下まで移動することが出来たかと思います。
ページの一番下を表示している状態で、今度は、『Homeキー』を押してみましょう。
今度は、ページの一番上に一気に移動することが出来ます。
『PageUpキー』と『PageDownキー』を押すことで、少しずつ上下に移動することが出来ます。
通常の場合ですと、マウスのホイール・スクロールが一般的だと思うので、『PageUpキー』と『PageDownキー』を使うことはあまりないかと思いますが、『Homeキー』と『Endキー』を非常に重宝します。

当サイト内では、出来る限り、ユーザビリティに配慮するよう努力はしますが、『ページの一番上に戻る』といった、ページ内リンクがないサイトでは、『Homeキー』と『Endキー』を使うことで、利便性が飛躍的に向上します。
特に、グーグルやヤフー等の検索サイトで、長い検索結果を閲覧したり、縦に長い掲示板を閲覧する時は、威力を発揮しますよ。

次は、テキスト・エディタでの使用例をご紹介します。
テキスト・エディタの場合、『Homeキー』を押すと、行の先頭へ、『Endキー』を押すと、今度は行の終端まで、カーソルを一気にジャンプさせることが出来ます。
個人的には、かゆいところに手が届く、といった具合で、これは何気に、結構、使えます。

では、テキスト・エディタ内で、上下に大きく移動したい時は、どうすれば良いか?
そうです、ご想像の通り、ここでは、『PageUpキー』と『PageDownキー』を押すことで、それが出来ます。
キーを押しっ放しにすることで、マウスのホイール・スクロールよりも速く移動が出来ます。

以上、たったこれだけのことですが、その、『たったこれだけ』のことが、実は物凄く、使い勝手を良くすることがあるんですね。

…こういった具合で、今後も、COLUMNカテゴリを充実させていきたいと思います。

by OBJECTIF M2C 管理人|2012年03月20日(火)