ゼロからホームページ制作を覚えるに当たって、まず、抑えておかないといけない、最低限の必須事項としては、HTMLとCSSの基礎知識が挙げられますので、この点に当初は時間を掛けていました。

しかし、ある程度、HTMLとCSSの基本を理解した後は、これだけでは限界を感じてしまいます。
無料素材サイトから素材を拝借すれば、HTMLとCSSの基本知識を抑えるだけで、ホームページは制作出来ると思いますが、全てをオリジナルで制作するとなると、HTMLとCSSを覚えただけでは、どうしても、行き詰まってしまうのです。
ホームページ制作…すなわち、WEBデザインと言うぐらいですから、全てを自分好みに制作するとなると、デザインに関する知識やスキルの必要性も出てくるので、今は、PhotoshopやIllustratorの学習に、時間を掛けています。

全てを独学で学ぶとなると、グーグルや書籍が唯一の先生となるのですが、今回は、今現在、私が読んでいる書籍をご紹介します（レビュー気味ではありますが）。

3週間でマスター Webデザインの教室―CS5対応版 未経験でもWebデザイナーになれる本
この本では、ホームページ制作で標準的に使われているツールを使って、サイト完成までの一連の流れが、理解出来る仕組みになっています。 デザインは、Fireworksを中心に、HTMLとCSSのコーディングでは、Dreamweaverを使います。 私は、この本がきっかけとなって初めて、FireworksとDreamweaverに触れましたが、使い方を覚えるという点では、この書籍では足りない部分があるものの、「なるほど、FireworksとDreamweaverは、こういう風に扱うのか（！）」という感覚は身に付きました。 『全てが完全オリジナルのサイトを作成する』という前提において、HTMLとCSSの基礎を学んだ後、次のステップに行き詰っている方にとっては、若干、分かりにくい説明は多々あるものの、この本は良いマニュアルになると思います。 4月13日現在、本の作業は、大詰めを迎えている最中です。

デジハリデザインスクールシリーズ　『Webデザイン Illustrator＆Photoshop CS4対応』
私は、あらゆる書店で、Photoshopを使ったWEBデザインのやり方を紹介している本を探し周りましたが、『WEBデザインに特化している』という意味では、これが、唯一の本でした。 「これが、唯一の本」と言うぐらいですから、本当に詳細に書かれています。 まず、Illustratorを使って、ワイヤーフレームを作成、次に、作成したワイヤーフレームを基に、Photoshopでサイトのデザインをしていく…という一連の流れを、この本で初めて、理解出来ました。 Photoshopでサイトをデザインするやり方は、グーグルでも相当時間を掛けて、色々と探し周ったのですが、そのほとんどが、海外のチュートリアル・サイトだったので、この本には大助かりです。 ボタン等の素材の作り方は、残念ながら掲載されていないのですが、それでも、他にない、貴重な一冊かと思います。

デジハリデザインスクールシリーズ　『グラフィックデザイン Illustrator＆Photoshop CS5』
PhotoshopとIllustratorの使い方を紹介している書籍は、山ほどありますが、個人的には、上記の本が分かりやすかったこともあり、引き続き、このデジハリ・シリーズを選びました。 こちらの本は、昨日から学習を始めたばかりなので、まだ何とも言えない点はありますが、回りくどい説明がなく、シンプルで分かりやすい印象です。 また、WEBサイト構築のページでは、簡潔ではありますが、上記の本の内容と重複していますので、復習にもなりそうです。 （敢えて難を言うなら、このデジハリ･シリーズの本は、掲載写真がどれも小さいために見づらい点があり、設定操作をする際が分かりにくいのが残念ですね。） それにしても、物凄い分厚さです。 それだけ密度が濃いということでしょう。 覚えて、しっかり物に出来るよう、頑張ります。

デジハリデザインスクールシリーズ　『Webデザイン HTML ＆ Dreamweaver CS5』
こちらは、まだ手を付けていないので感想は言えませんが、上記の本とほぼ同じぐらいの分厚さです。 また、制作する練習用サイトは、【デジハリデザインスクールシリーズ　『Webデザイン Illustrator＆Photoshop CS4対応』】で取り上げていたものと一緒なので、私としては、取っ付きやすそうな印象があります。

以上、4冊でした。
『ツールを使いこなす』というレベルには、まだ至っていないため、しばらくの間、PhotoshopやIllustrator等の学習は、まだまだ続きそうな雰囲気です。
覚える量が圧倒的に多いこともあり、正直、めげそうになる時も、多々、ありますが、自分を信じて、そして、より質の高いサイト制作を目指して、これからも頑張ります。